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八頭司 昂(YATOUJI TAKASHI) サイズ:200×200mm 技法:パネル、ジェッソ、油絵具 制作年:2023年 ■ 概要 私が展開しているいくつかのシリーズのうち「something that is no one」と「cell culture」を展示します。 something that is no one “本シリーズでは、AIによって自動生成された人物イメージを題材にしています。私にとって身近な存在である友人や家族、恋人は題材として扱う際に個人的な感情が付き纏いノイズのように機能することがありました。AIによる人物イメージは現実に存在せず、描く時にのみ関係が生まれます。0ベースから題材との関係性を探る為の試みです。” Cell culture “群像を眺める時、私はそこにいる人々を、一人ひとりの個体としてではなく、何か巨大な意思の元に集う細胞(cell)の集まりのように感じることがあります。それはまるで、社会という大きな器の中で繰り返される細胞培養(cell culture)のプロセスそのものです。人を個体ではなく、細胞単位の集合体として捉えるという視点から描き出される画面には、具象的な人の姿である個が消え、全体が蠢きながら動的な均衡状態を保った集合体の抽象性が立ち現れてきます。” ■ Exhibition Note|TAGSTÅの視点 八頭司昂の作品は、「線」を起点に、平面と立体、静と動のあいだを行き来するような感覚を内包しています。 線は単なる輪郭ではなく、身体の動きや時間、緊張感そのものとして画面に刻まれます。 TAGSTÅでは、彼の作品を「見る」ものとしてだけでなく、空間の中で体感される存在として捉えています。 ホテルという日常的な場所において、線がつくり出す揺らぎやせめぎ合いが、見る人の感覚を静かに刺激する展示を目指します。 ■ Artist Statement|作家のことば 目に見えるものを描いています。多くのドローイングを通して私の表現の土台になったのは線です。ペン、筆に絵具、スプレーなど画材によって私の体の動きが変わります。緊張感のある、刹那的で動きのある、せめぎ合って生まれる、独立している、線。それらの組み合わせによる画面構築やアンバランスを模索しています。同一平面上の二次元的な広がり、二次元が積み重なり三次元的に展開する意識があります。題材は私の外側から刺激を与えてくれます。 ■プロフィール 八頭司 昂(やとうじ たかし) 1990年 愛知県生まれ、佐賀県在住。 線を軸とした表現をベースに、二次元の広がりと三次元的な奥行きを行き来するような画面構成を追求するアーティスト。 ペンや筆、スプレーなど異なる画材によって生まれる緊張感やせめぎ合いを重ね、独自の構築的な作品世界を築いている。

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